FC版ベースFF1の低LV攻略においては重要な役回りである縁の下、
軽装型中量戦士ではあるが故に力が妙に低く装備できる武具も少ない。
通常プレイではクラスチェンジするまでが忍耐だが、『白術』や『黒術』よりは扱い易い。
どうせ中盤以降アイテム係になるのはモンクとて同じなので「偶に弾除け役とCT攻撃役」を兼ねたい。
シーフのルーツ
シーフのアビリティ
シーフの武具
シーフの武具
シーフの総評・備考・考察
シーフのルーツ | ||
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考察 | ||
PS1版までのFF1では、戦闘力を持たないクラスなので OublietteとWizardryの方が、設定が近いという珍しいクラス。 | ||
作品名 | カテゴリ | クラス名 |
D&D | [Rogue] | Rogue (流浪者、ローグ) |
AD&D | [Rogue] | Thief (盗賊、シーフ) |
Oubliette | [Standard Class] | Thief (盗賊、シーフ) |
Wizardry | [Standard Class] | Thief (盗賊、シーフ) |
OldUltima | [Standard Class] | Thief (盗賊、シーフ) |
NewUltima | [] | (該当無し) |
シーフのアビリティ
素の最終アビ・ステ | |||
HP | 878 | LV | 50 |
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力 | 54 | ウエポン | 27 |
素早さ | 59 | 命中 | 103 :4回 |
知性 | 54 | アーマー | 0 |
体力 | 54 | 回避 | 107 :3回 |
幸運 | 69 | 魔法回避 | 113 :半減不可 |
MAX MP | |||||||
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0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
五段階評価 | |
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序盤 | A |
中盤 | B |
後半1 | C |
後半2 | E |
カオス神殿 | E |
LVUP吟味 | ||||||
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HP | 力 | 素早さ | 知性 | 体力 | 幸運 | |
◎ | ☆ | ☆ | - | ◎ | ↑ | |
備考 | ||||||
幸運UP 100% |
シーフの武具
装備ランキング:武器 | ||||||
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順位 | 武器攻撃力 | 武器命中率 | 武器CT率 | |||
武器名 | ウエポン | 武器名 | 命中 | 武器名 | CT | |
1 | 正宗 | 56 | 正宗 | 50 | 正宗 | 40 |
2 | 珊瑚の剣 ウィルムキラー | 19 | 珊瑚の剣 ウィルムキラー ルーンブレード ウェアバスター ミスリルナイフ | 15 | ルーンブレード | 27 |
3 | ルーンブレード ウェアバスター | 18 | フォールチョン シミター ナイフ | 10 | ウェアバスター | 26 |
4 | フォールチョン | 15 | サーベル レイピア | 5 | 珊瑚の剣 | 25 |
装備ランキング:主力防具 | ||||||||
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順位 | 盾防御力 | 盾重さ | 鎧防御力 | 鎧重さ | ||||
防具名 | アーマー | 防具名 | 回避 | 防具名 | アーマー | 防具名 | 回避 | |
1 | 守りのマント | 8 | バックラー | 0 | ダイヤの腕輪 | 34 | ダイヤの腕輪 ルビーの腕輪 銀の腕輪 銅の腕輪 | - 1 |
2 | バックラー | 2 | 守りのマント | - 2 | ルビーの腕輪 | 24 | 服 | - 2 |
3 | 銀の腕輪 | 15 | 皮鎧 | - 8 | ||||
4 | 銅の腕輪 皮鎧 | 4 |
装備ランキング:補助防具 | ||||||||
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順位 | 兜防御力 | 兜重さ | 腕防御力 | 腕重さ | ||||
防具名 | アーマー | 防具名 | 回避 | 防具名 | アーマー | 防具名 | 回避 | |
1 | リボン 皮の帽子 | 1 | リボン 皮の帽子 | - 1 | 守りの指輪 | 8 | 守りの指輪 革手袋 | - 1 |
2 | 革手袋 | 1 | ||||||
3 | ||||||||
4 |
シーフの総評・備考・考察
シーフ総評 |
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「CT率バグ、幸運・逃走バグ」と「魔法アイテム」のシステムに 殆どの性能を持っていかれている一般人系統やすっぴん系統の特殊クラス。 役割は「サブアタッカー」「メインランナー」「アイテムユーザー」だけである。 ある意味FF3のたまねぎ剣士の走りとも言えるが LV50にした場合のボーナスは無いし『忍者』へのクラスチェンジボーナスも至って平凡。 (力と体力へのボーナスは無し、装備が増えるのみ) これで自由にクラス2を選べればまた違ったか、それでも素体が平凡なので もし『ナイト』になれても「防具が忍者よりマシになるだけ」で 『白道』『黒道』になれても「物理攻撃が純種よりマシになるだけ」ではあるが。 個人的には好きなクラスなので『赤術』とは違い 本物の中装戦士クラスで無いのが惜しいとも言える。 それに加えてボスのHPが等倍で「ストライ・セーバー」にバグのある FC版のデフレ環境ならばまだマシと言えよう。 現状でも愛せるものの初期値が[力10,素早さ20,体力5,知性1,運15]で [命中成長+3]の『戦士』と『赤術』の中間的な中装型中量戦士クラス、 『レンジャー(黒魔法LV2有り)』か『ローグ(魔法無し)』だったら "一般人の一見プレイ"においてはどれだけ救われたろうか。 これならば『忍者』に対しても自然とダイヤセットを装備可能に出来た筈。 『戦士』と『赤術』に対しては火力で離されてばかりなのはこの際我慢したいので 「白術よりスムーズに物理攻撃を命中させることが出来る」だけでも有難い。 最後まで二軍級で活躍させたいならば、結局「ストライ・セーバー」が 機能する上にLV99まで上げられるPS1版イージーかGBA版ベース確定 だけれども、FC版ベースのFF1でも最後まで使ってみたいクラスの一つ。 |
シーフ備考 |
中量戦士なのに軽装備クラスなので、設定ミスかと思える程 『ブロードソード』『ロングソード』『皮の盾』『鎖帷子』『ミスリルの鎧』が 装備出来ないのがやや痛いとも言える、 特に序盤の要となる[ブロードソード/皮の盾/鎖帷子]セットが扱えないのが苦しい。 力も『白術』とほぼ同じ値なので、宝箱のトラップ解除機能が没になったのに [シミター/皮帽子/皮鎧/皮手袋]で序盤の難所アストス戦までどうしろと…… 最も彼の仕事は戦闘よりも逃走と魔法アイテムによる補助なので、 クラスチェンジ無しでは「無しか一人」クラスチェンジ目的では「二人か三人」が限界だろうか。 役割的に『モンク』以外の5クラスとの相性はとても良い、とはいえ 『赤術』『黒術』とはシーフの武器の性能上、 バフ(ヘイスト)が機能し難い点がもどかしいとも言える。 相性の良いクラスの中では『赤術』とはバフ機能力と 防具の取り合いの面でやや仲が悪いとも言える。 忍者専用武器『佐助の刀』をどうしても活躍させたいのならば二人までが特にベターとなる筈。 FC版FF1においては『ストライ』『巨人の小手』が全く機能せず 『ヘイスト』の旨味が白魔程度だが『赤術』位の攻撃回数にやや救われる形となる。 (特に正宗の使える一人のみに限るが) 言わば『ストライ』『巨人の小手』の機能不全のお陰とも被害者と 武器CT率バグと幸運・逃走バグのお陰も言える。 |
攻撃回数は『モンク、スーパーモンク』より低く 攻撃力は『白魔術士、黒魔術士』よりやや高い [素手]27,103:4回 [E フォールチョン]42,113:4回 [E ミスリルナイフ]37,118:4回 [E ルーンブレイド/ウェアバスター]45.118:4回 [E 珊瑚の剣/ウィルムキラー]46,118:4回 [E 正宗]83,153:5回 四大キラー武器によるクリティカルで序盤を圧倒した後は 中盤以降アイテム係となるしか無い数値ではある。 この通り火力と装甲の無さだけで無く、四人即逃げで逃走確立を上げる TA/RTAでは呼ばれないのだが、通常プレイでも普通に役割をこなせて 低LVクリアならば輝く場面とプレイ方針を選ぶクラスとも言える。 |
シーフ その他備考・考察 |
ちびキャラと戦闘中グラフィックは、後にFC版FF2のガイに受け継がれる。 やはりFF1とFF2での違いはやはり微妙にある模様。 つまり彼らは、聖剣伝説3の「[クラス1:中立]ホークアイ(公式イラスト)」と同じ 腕の筋肉が野太く、体と脚は細いが筋肉が発達したタイプの 超逆三角体型なのでこの体格で『ブロードソード』『ロングソード』等の長剣や 『ミスリルの鎧』等の中位軽鎧が使えないのはある意味不自然とも言える。 ある意味、初代無印ななどらの「[ルシェ♂ローグ]ユスタス」みたいな 「ダークエルフ、ハーフエルフ」の類である筈。しかし魔法適正が微妙なのか、 『忍者』になっても『赤道』と同じ黒魔法を半分程(黒魔法LV4)しか習得出来なかった。 一方、リメイク版ではちびキャラと戦闘グラフィックが FF5のシーフバッツを元にリデザインされたので 『ナイト』『モンク/Sモンク』『黒術』と共に大きくイメージの変わったクラスでもある。 これにより「装備出来ない武具によるギャップ差」が解消された。 FC版ベースでの露骨な弱さは、多々あるルーツの中でも 二つの「Oubliette」「Wizardry」からなので 「宝箱の宝箱を解除する係専門」前提となっている。 FF1においてこのファクターは没となったのでこの弱さは全くの足かせでしか無い。 GBA/PSP版においては初期命中率が大幅に上昇したので、 LV1から同版のモンクと同等の高火力を得られる上に 素早さがイニシアティブとしてある程度機能するので「ファストアタッカー」となった [素手]2,30:1回なので、武器込みで[ナイフ]7,40:2回 [レイピア]11,35:2回 回避率も最初から裸で73もあるのが強み、「ドッジタンク」の役割も得たので超強化。 とはいえ中盤から終盤にかけて『戦士』『モンク』『赤術』の命中率と回避率がカンストすると この持ち味が失われてしまうので、クラスチェンジする楽しみはそのままではある。 ここの詳細を計算するべくPS1版イージーと比べてみると…… [PS1イージー,全裸]命中201:7回,回避146:4回 [GBA/PSP版,全裸]命中528=255:8回,回避254:7回 実にカンストする仕様が厄介な事か、圧倒的命中率が無駄となっている。 GBA/PSP版の低LVボス撃破においては『赤術』『赤道』『戦士』『ナイト』と並び 最強クラスであり、終盤はLV1で多くのボスを倒せる、やはり『忍者』にはやや劣る。 [デュエルレイピア/エルフマント/リボン/レッドジャケット/水晶指輪]を装備して、 『光のカーテン,デフェンダー,プロテスドリンク』『エルメスの靴,巨人の薬,巨人の小手』で ひたすら自己強化してから殴る戦法を取る、 完全強化後に差し替える武器は『オリハルコン』位しか無い。 やはり[デュエルレイピア+エルフのマント+リボン+レッドジャケット]のコンボは絶大である。 回復は『ルーンの杖』『万能薬』『エクスポーション』『エリクサー/ラストエリクサー』の使い分けとなる。 |
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