大雑把に新Wiz、特にBCFの特性値を考察するコーナーです。
[STR] Strength 体力 | SFC版BCFのゲーム内では「ちから」表記。 『物理攻撃力補正』『叩く、蹴るの威力補正』『CC最大値』『スタミナ最大値』 に影響する。 新Wizになってからは『物理攻撃の命中率』には影響しなくなった。 キャラクリエイト時、男性はSTR+2補正があり非常に有利になる。 ちなみにSTR+1補正なのは外伝3以降の外伝系統である。 CCがLVUPで成長しないPC版では初期値が特に重要だったのだが SFC版ではLVUPでCCが成長するので 戦士や侍等の物理アタッカーや、僧侶や修道僧等の鈍器使い以外では あまり要らなくなったものの、最大HPとスタミナに大きく影響するので 全クラスで程々必要ではある。 |
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[INT] Intelligence 知性 | SFC版BCFのゲーム内では「ちえ」表記。 『知性呪文(或いは攻撃呪文?)の成功率』『罠の名前鑑定』 『一部クラスのLVUP時の自動スキル振り判定』に影響する。 同じLVとロック&トラップならば、「盗賊」より「吟遊詩人」の方が 僅かに罠の鑑定が上手い事になるので、 エルフやフェアリィやフェルパーで「盗賊」を作ると丁度両者のギャップ差が埋まる。 攻撃呪文が主力のキャラは失敗や逆流をなるべく防ぐ為 「INT20/KRM20/発生術100」欲しい。 |
[PIE] Piety 信仰心 | 『信仰呪文(或いは回復呪文?)の成功率』『LVUP時のMPの上昇値』 『スキルの上達速度』『一部クラスのLVUP時の自動スキル振り』に影響する。 ゲーム内テキストでは「呪文の回復」となっているが PC版の時から、キャラ作成時にPIE16以上では無くVIT16以上で [MP-Healing+1,ALL-Category]の補正がつく。 PC版時代からのバグなのか、それとも PC版の完成間際の設定変更後に説明を変えずに SFC版まで至ったのかのどちらかである。 回復呪文が主力のキャラは失敗をなるべく防ぐ為 「PIE20/KRM20/発生術100」欲しい。 |
[VIT] Vitlity [CON] Condition 生命力 | Wizardryシリーズでは、まず前者の英語が使われている。 『MPの自然回復力』『最大HPとLVUP時のHP上昇』『CC最大値』 『毒と麻痺への耐性』『石化と死亡からの復活時の成功率と再生トークン』 『一部クラスのLVUP時の自動スキル振り』に影響する。 この値が0になると半ばロストして永久死=物持ち棺桶となる。 ちなみに、キャラクリエイト時、女性にVIT+1補正があるのは外伝3以降の外伝系統である。 キャラクリエイト時に何故かPIE16以上では無くVIT16以上で [MP-Healing+1,ALL-Category]の補正がつく。 PC版時代からのバグなのか、それとも PC版の完成間際の設定変更後に説明を変えずに SFC版まで至ったのかのどちらかである。 今回はPC版やSS版より多少マシとはいえ、今まで以上に厳しい探索となるので これが16以上無いと、特にLV1~LV3の期間中に生き残り難いと言える。 |
[DEX] Dexterity 器用度 | SFC版BCFのゲーム内では「きようさ」表記。 物理攻撃の『物理攻撃の命中率』『物理攻撃のヒット回数』 『飛び道具への耐性』 『一部クラスのLVUP時の自動スキル振り』に影響する。 新WizからはこのDEXが物理攻撃の命中率に関わる。 就職要求値が高い「盗賊と吟遊詩人と錬金術師と侍と忍者」は 序盤の物理攻撃回数の面で有利となる。 DEXとAGL両方が高い上に戦士系である「侍と忍者」は特に有効的とも言える。 しかも「フェアリィやフェルパー」で就いたクラスでもほぼ同じ事が言える。 なお、「盗賊と忍者」の就職要求値12から、スリの時に影響しそうだが詳細不明。 説明とは違い数値16以上達成後「基本AC」が下がるのは [AGL]だけとなっている、これも制作終盤の設定変更後に 説明を変えずにSFC版まで至ったものの名残だろうか。 [STR18~20,DEX18~20,ALG18~20,KRM20,対応武器スキル100]+ [BLESS,ENCHANTED BLADE,ARMOR MELT]が最低限必須と PC版とSS版はHOM/CDS位の軽いバフで間に合う故、余計に目立つ。 |
[AGL] Agility 敏捷性 | SFC版BCFのゲーム内では「はやさ」表記。 『基本AC』『戦闘中のイニシアティブ(攻撃の速さ、行動順)』 『物理攻撃の攻撃回数』『一部クラスのLVUP時の自動スキル振り』に影響する。 就職要求値が高い「侍と修道僧と忍者」は序盤の物理攻撃回数の面で有利となる。 しかも「フェアリィやフェルパー」で就いたクラスでもほぼ同じ事が言える。 [DEX]と[AGL]両方が高い「侍と忍者」は特に有効的とも言える。 AGL18のフェアリィは基本ACが4になる上に、 「修道僧と忍者のストレッチ補正」も乗るのでクラス次第ではかなり硬くなる。 スリ(早業)への影響力は不明だが、肝心の「忍者」は DEXとAGLの就職要求値がどちらも12なので際どい [STR18~20,DEX18~20,ALG18~20,KRM20,対応武器スキル100]+ [BLESS,ENCHANTED BLADE,ARMOR MELT]が最低限必須と SFC版BCFでは物理攻撃を活かすのが特にとても大変である。 PC版とSS版はHOM/CDS位の軽いバフで間に合う故、余計に目立つ。 |
[CHA] Charisma [CHA] Charm [PER] Personality 魅力 | 英文でどれを使うかはBCFやCDSのバージョン(=本体)でマチマチ。 基本的にリーダーシップ性とセンスを兼ねる特性値故に [CHA]Charmはまず使われないと思われる。 『NPCとの取引』『NPCとの会話』『NPCとの関係修復率』に関係する のだが、BCFではNPCとの取引と会話でCHAが一切使われていないので 実質キャラ付け用と就職・転職抑制用のフレーバーアビリティ。 得物屋様のBBSでの情報では一応変化があり 『NPCの売却値レート』が増減するとの事。 キャラクリエイト時、女性はCHA+1補正があるのだがCDSでないので意味が薄い。 なので「僧侶、野伏、吟遊詩人、超術士、戦乙女、司教、君主、侍、修道僧」や 「ホビット、フェアリィ、フェルパー、ラウルフ、ムーク」等の 外交官としての役割はこの特性値が動作するCDSでやる事となる。 特に「司教と君主」「吟遊詩人」はBCFでこの特性値が動作しないのと 外交術スキルが無いので旨味がやや落ちる。 |
[KRM] Karma 業 | SFC版BCFのゲーム内では「カルマ」表記。 『全ての行いに対する、神秘的な影響』がある特性値。 これが低いと、LVや他の特性値にスキルが高くても どうしてもファンブル(失敗、逆流等)するようになる。 キャラクリエイト時、女性はKRM+1補正がありかなり有利。 キャラクリエイト時、SS版では99までスロットが回るのだが 他のバージョンの20以上とどれだけ補正に差がつくのかは不明。 言わばHOMまでの「LUK」と「戒律」が複合したかのような特性値。 しかし外交が出来るようになったCDSでは、 CHA及び外交術用の補正以外が極端に小さくなった。 (低KRMの悪キャラや中度KRMの中立キャラも必要になったため) ライバル作品でもあり兄弟作品でもある「ウルティマ6 TFP」でも 重要な特性値となっており、そちらでは「CHA+戒律」的な動きである。 |
各人数旅考察と種族説明の大半が出来た今。
返信削除クラス説明 共々、後で大幅改定したい所です。