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[小説] = もうひとりのローグ = 悟り、なぞ知らぬ。 プロローグ




= もうひとりのローグ = 悟り、なぞ知らぬ。
                                       クロスオーバー:Ultima6 x 聖剣伝説3
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[まえがき]:過酷な運命に翻弄されるアバタールに、U1~U3ぐらいの自由な旅をさせたかったので考案したものです。
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それは、何ヶ月か前の事だった....


「それってどういうことなの?」
『 "覚悟が出来ている、気に入った。"  って事だよ。』
「えっ....?」
『お前は自分の感覚を信じていろ。 それが、答えだ。』
「たったそれだけの事? ありのままの私でいいのね?」
『そうだ、それでいい。』



...... ...... 回想はともかく、
俺はアバタールのロビン 友人のロード・ブリティッシュやボスのタイムロードの手により
レンジャーとしてブリタニアに送り込まれた事もある陰徳戦士だ
ソーサリア時代にはじめてのソーサリアとその次に地球での異変ではただのシーフだったな。
そんで、このクラスは二度目のソーサリアの異変からずっと就いているので一層愛着があるんだ
その次にその異世界がブリタニアに変貌してから、『霊性』という徳が割り当てられたのだが....
風来坊である俺にはちょっと荷が重い、いや、思ったよりステイジアン・ジ・アビスまで順当に行け
奥底で他の7つの徳も含めて模範として認めて貰ったんだが 単純に性に合わない。
(まぁ、タイムロードの言葉を振り切って "『霊性』だけ割り当ててくれ" と自分から
 コンパニオンらみたいなパーシャルアバタールになったんだったな)
二度目のブリタニアでの重大ミッションの事だった、用人達をジ・アビスから助け出すついでに
前回もお世話になったコデックスという重要なものを地上に持ち出した、さらに俺の肩書きが冠された神殿が
ヒスロス島出来てその書物が祀られたんだったな。
そして、三度目のブリタニアの混沌では地上の民族と地底の民族との
激しい争いに巻き込まれてとても面倒だと思ったぜ。 呼び出され方も手荒だったしな。

わりぃ、前置きが長くなってしまったな
まぁ、第三暗黒時代まで自分の気が済むまで何もかも奪い尽くしていた反動でな
その次のミッションをコンプリートした暁には
『霊性』と『放漫』二つを掛け合わせた唯一無二のレンジャーになってしまったんだよ。
同胞のシャミノからも「その二つを極めて平常を保てるのはお前しかいない」って驚かれたぐらいだ。

そして、彼の語りもいい塩梅になってきた矢先に、物音もせず一人の影が現れて来た。


『ん、誰だ?』

相手には殺意がない、故にこちらも攻撃態勢に入るまでもないが気配もまるっきり消えていてまるで影みたいであった。

「拙者の名はニンジャマスター、以後お見知り置きを」
『おう.... 今後もよろしくな。』
「早速だが、お主の習得している特技を教えてくれまいか?」
『ん? お前が俺に尋ねるものはそれだけでいいのか。
 ボディチェンジ/スリープフラワー/ディテクト/手裏剣。 トランスシェイプ/地雷/
 シルバーダーツ/カッターミサイル/円月輪/ロケットランチャー/アックスボンバー.... そして、グレネードボム。』
「(やはり、一人でも)」
「お主、我が同胞とは似て非なるローグだな。 中々に面白い!」
『俺に似た者がこの世界にもいるというのか、是非合わせてもらえないか。』

こちらの世界の方に飛ばされててから、不思議と習得している魔法が何故かこういうものに変わっていたんだ
秘薬も魔導書も要らないのが第三暗黒期までを彷彿とさせて、お手軽に詠唱出来るのも助かる。
....ところでその者とは、やはりよく小耳に挟む彼ではないのだろうか。



「ナイトブレード、デスハンドと共に物葉の陰からじっくりと見ていました。 しなやかで華麗な連携の数々を」
『なんだ 俺の旅路を物陰から見ていたのか。』
「なるほど、独学で研究をし続けていた手練れの冒険者であったか。
 こちらとて、もっと腕前を上げるのにいい手があるので、こちらからご紹介するまで。」

そうこうしている内に、ニンジャマスターと名乗る黒子みたいな戦士により
この世界の砂漠地帯にあるという秘密のギルドに案内された。
屋敷自体は質素な岩肌の洞窟みたいなもので、室内がよく冷え、砂漠の昼間の猛暑を凌ぐには絶妙な所だろう。
案内された先は彼の個室であった、そこで俺は質素なドアを丁寧にノックして躍り出た。

「...... ニンジャマスターが認めるだけあるな、他の者とは全く気迫も精神も違う。」
「ええ、我々四人で日々日夜討論して、絞り込んだだけあるでしょう。」
『俺の名はロビン、そちら方の名は.... 一体。』
「ローグだ...... 早速だがロビンはこの二人と組んで ダークキャッスルでの対魔物殲滅効率をしっかりと調べて来てほしい。」

そう呼ばれてローグのすぐ隣にいた二人の女性術士が名乗りに出た、それはなんとも見慣れた二人であり
アバタール彼女達は動揺を隠せない。

「アークメイジです。 回復から攻撃まで幅広く卒なくこなすことが出来ます。」
「イビルシャーマンでち。 まぁ、おおぶねに乗ったつもりでなんでもあたちに任せるでち!」
「「....って、あなた アバタールじゃない!!」」
「なんだ、彼女達と既に知り合っていたのか。 それならば話は早い。」
『いつもの二人と旅立つのか、本調子で冒険が出来るな。 それは都合がいい。』


本命のアークメイジとムードメーカーのイビルシャーマンとの旅路は、いつもの空でのお喋りであった。

「ちょっとアバタール、さいきんアークメイジがガラにでもなく強気なんだけれども。
 あんたしゃんにゲンインがあるんじゃないでちか?」
『さあな、俺は伝えたい事をただありのままに伝えただけだ。』
「別にいいじゃない、私には私のやり方ってのがあるんだから!」
「むーっ、お二人しゃんとも素直じゃないでちね! ぷんぷん!」
『お前は純粋無垢なままでいいから説教垂れる必要はない。』
「パラディンとワンダラーにも言われたけれどもね、戦闘中の殺気が凄まじいって。」
『そうこう言っている内に暗黒の洞窟が見えてきたぞ! フラミー、入口近くに降りてくれ!』



彼らの新たな旅もまだ始まったばかり、一体どういうお話にになるのだろうか。
                                            to be continued....

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